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1. サイトの背景

(不定期)更新の再開

しばらく更新が滞ってしまいましたが、今月(2016年9月)より幾つか投稿を追加するのと合わせて、当サイトのサブタイトル等も「成長するアジアで生きるリベラル・アーツ」からまた一新することにしました。

この点に関連し、かつては将来の嘱望される子に「末は博士か大臣か」というような言われ方があったらしいですが、最近の日本では、例えば大臣になるなど…特に総理大臣(首相)だと、優秀かどうかより、まず政治家の家系(世襲政治家)でなければ難しいでしょう。博士になる道の方も、近年の大学院重点化(※)等により、その過程でかかる年月の間あまり稼げなくても食べていける程度の資産がある人なら、以前よりは博士号を取りやすくなった一方、学費の高騰などから、貧しい家庭に生まれたりすると、いくら賢くても大学院どころか大学への進学すら厳しくなってきています。

高等教育を受ける機会は、資力よりも、学力の高い若者のためにまずあるべき、と当サイトでは考えます。そうしたことからのサブタイトルの再変更ですが、これと近い理念の示された国際規約や、日本国憲法その他の国内法等々について、しばらく次回の投稿より順次とりあげていきたいと思います。

※ もっとも、大臣の方と違って博士号の方は、昨今「足の裏の米粒」に例えられもするように、(取らないと気持ち悪いものの)取ったところで食べていけない、いわゆる高学歴ワーキング・プアなどの問題がありますが、ここでは置いておきます。

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