教養としての地域研究
前回は、「リベラル・アーツ」をテーマに、「教養」と関連付けながらとりあげました。そこでもふれた東京大学の教養学部に、アジアについて学ぶのに適した分科(地域文化研究分科ほか)があることは当サイトで既に
前回は、「リベラル・アーツ」をテーマに、「教養」と関連付けながらとりあげました。そこでもふれた東京大学の教養学部に、アジアについて学ぶのに適した分科(地域文化研究分科ほか)があることは当サイトで既に
前回、東南アジア諸国間のモノ・カネ・ヒトの移動に関して、そのうちヒトについては、産業界での動きを中心にふれました。そこで今回は、当サイトで主として扱っている高等教育界でのヒトの流れをとりあげていきます。
今月(2015年9月)最後の投稿として、月中にQSより発表された大学の世界ランキングの2015年度版につき、ここで以下の通り整理しておきます。 日本国内とASEANの上位大学に関してはそれぞれ別頁で一覧にしてありますが、
1. 九州大学 総説 旧帝大のなかで最後にとりあげる九州大学は、アジア大陸に最も近い旧帝大という立地上の特徴もあり、かねてからアジア学長会議を提唱して他国の大学と接する場を持つなど、アジア諸国の大学との連携を強めてきまし… 続きを読む »
これまでASEANの大学をとりあげてきましたが、東南アジア諸国(と日本)の大学進学へのスタンスを比べてみると、幾つか興味深い点が見えてきます。そこで今回、まず最高学府での教育への公的支出という観点から、
1. マラヤ大学 序説 東南アジアの大学のなかでは、マレーシアのマラヤ大学を最初にとりあげます。 同国トップの大学であるマラヤ大学は、当サイトでも参考にしてきたQSの大学ランキングを気にかけているようで、同校のホームペー… 続きを読む »